物心ついた頃から現在まで見た夢を覚えていなかった日は1度だけ。
日々ずーーーーっと見っ放し。
夢を見ずに眠りたい!と思っても見てしまう。
眠りが浅いんではないだろうか。布団も薄いし。
ここでは 私が今までに見た夢のうちで印象があったものや公表できそうなものをちびちびと 書いていきます。
暇な時にでも読んでください。結構笑えると思います。

【 白い馬 】

小学校に入る前あたりから、布団に入って目をつむると「白い馬」達がスタンバイをしていた。 この白い馬達は、私を夢に案内してくれる者達で、私が夢を見る準備を常に整えてくれているのだった。

目を閉じると5匹の白い馬が大きなスクリーンの前に座って、いろいろなスイッチの並んだ操作基盤 を操っている。

そのうちのリーダー格の馬が「今日はどんなのを見たい?」と聞いてくるので、その時々に私は好 きにリクエストする。

そうすると、「ラジャ!」と軽くウィンクをして馬は実操作に取り掛かる。 それぞれの馬達がいろいろなスイッチを押したり、お互いに暗号を話したりしている。

しばらくするとスクリーンには何やら映像が映し出され、それを見ている内に360度その画像の 世界になって夢がスタートする。

よく見たのが、好きなロボットアニメやヒーロー戦隊物の再放送。 ウルトラマンシリーズとか、仮面ライダーシリーズとか。(笑) 「あの時見たあのシーンが見たい!」とリクエストすると、そのまま夢の中でもう一度見られる。 若干個人的な脚色はあるものの、ほぼオリジナル通りに画像も音声も再放送される。 天然のビデオだな。(笑)

好きなものの放送を見終わると、普通に普通の脈絡のない夢を見る。 で、目を開けると朝。

ところが、あの馬達はいつの間にかいなくなった。 多分小学校の中学年頃まではいたと思うんだけれど、ちょっとさみしい。

一昔前、「ストップひばり君!」とかいう少年漫画(ひとむかしどころじゃないけど)に時折、 「白い鰐」が出てきてた。

なぜ鰐?と思ったけれど、私の場合もなぜ「馬」?って感じです。(笑)

【 ちっちゃい頃 】

小さい頃は夢と現実の区別があまりなかったので、時間という感覚が同じ年代の子と違っていた (らしい)。

まず、昨日、今日、明日という感覚が良く分からなかった。 寝るんだけど、夢を見ているから、目を閉じているだけのような感覚でいたので、いつの時点で 明日が今日になったのかわからなかった(・・と思う。) 小学校の先生に何度も、朝から夜になって1日が終わると今日は昨日になって、明日が今日になる ・・・と言われても、「今日」「明日」「昨日」という言葉は文字と音声だけでしかわからなか った。

だから「明日は給食はありませんよー。」という先生の言葉も、「ずっと後の時間は給食がない。」 と理解していた。それが何となく「普通」どおりに分かり始めたのが、時計の読み方を教わってから。 (・・・だと思う。)

朝の7時は何度もやってくる。 今の朝7時は「今日」、前の朝7時は「昨日」、次に来る朝7時は「明日」という風に。 それで区別し始めた。(・・・んだと思う。)

ちなみに右も左もわからなかったので、「右向け右!」という号令にうまく従えなかった記憶もある。 みんなのを見てから動作するので、遅い。

時間も方向も「なんとなく」しか分からない私を心配して担任の先生は家庭訪問にまで来てくれた。 (下平先生、浜田は無事に成長しましたよ。笑)

同級生からは「馬鹿」扱いされて、いろいろ面倒みてもらったっけ。(笑) 友達のクーピー(懐かしい。)色鉛筆を間違って折ってしまっても「浜田さんは馬鹿だからしか たないよ。」とその子に怒られもしなかったな。

【 4?6? 】

何ともファンタジックな夢。 その遥か上空にはホーテッドマンションもどきの西洋風のお城。 しかも雷が轟いている。

その下には4つの頭を持つ紫の龍がいる。 さらに4つの目を持つ巨大な鷲が上空を旋回。 そしてしろい空中に浮かんだ縦長の6角形。 その各頂点は人間の顔。(こわい。)

4つは右を見て、2つは左を見ている。(怖い。) それぞれに意味と名前がついていたんだけど・・・・・・・忘れた。(^^;)

私は見上げているだけ。(笑)

【 単位が足りない! 】

最近頻繁に夢の中で「大学卒業に単位がたらん!」とあせる夢をみます。 足らない単位を取ろうとしても、何をどうしていいかわからない。

そんな気持ちを持ちながら講義を受けていて、隣で同じように授業を聴いている友人に相談するも、満足のいく 答えはかえってこない。

講義中には教授が「ここで名曲をお届けします。」などとアナウンスを始めて、自作自演の歌を歌いはじめる。 しかもかなり良いメロディー&ブラボーな歌声。

黒板に歌詞も書いてあるのに、それも忘れた。しかも達筆な縦書きで。 教授の名前も添えて書いてあった。。竹本・・朗?思い出せない・・・。

この歌を目覚めても覚えていよう!と一生懸命夢の中で反芻しているのに、起きるとすっかり忘れてる。 覚えていたらどっかに売りつけにいってるのだけれど。(笑) (夢の中で夢であると分かっていることも多い。)

まともな練習もなしに演劇の舞台にたたなきゃならない夢とかと似てる。

【 少女マルゴー 】

白い木綿のベールをかぶり、黒い髪は後ろに一つに束ねた少女。 アルベルという土地に住み、名はマルゴ。年は10代中頃から後半。 何故か眉毛が繋がってる。(この土地の女性のおしゃれか??)

この土地の未婚の少女は結婚する前に5つの願い事を叶えることが出来るという風習があった。 生死に関わるような重大な事以外は大抵聞き入れられ、最後の5つ目の願いは、自分の恋 (結婚)を叶える為に使われる。

このマルゴという少女には想いを寄せる青年がいた。 この青年は特別変り映えのしない普通の青年で、これまた他の青年と同様に自衛の為に 拳闘のような格闘技で日々鍛錬していた。 もちろん彼女も5つ目の願いは彼と結ばれるように、と大切に思っていた。

ところが、このマルゴちゃん、お人よしというか、ついていないというか、4番目までの願いごとは 自分以外の人間を助ける為とか、本意でないところで使ってしまう。

ある時、マルゴが想いを寄せている青年が共に格闘技仲間の1人からケンカを売られる。 若く血気盛んな2人の青年達は、神殿のような建物の長い急な階段の途中にある狭い踊り場のような ところで試合を行おうということになった。 勿論、そこから落ちれば命はない。 生死を賭けた試合(ケンカ)。

試合の勝敗は分らずとも、青年の身を案じたマルゴは結局この試合を中止させる事に最後の願い を使ってしまう。

結局マルゴはその青年とは結ばれなかったという、ちょっとかわいそうなお話。

けれどマルゴはその後、他の青年と幸せな家庭を持ち、 その時の事を思い出して苦笑いしている・・・・・そこで目が覚めた。 珍しく少女漫画っぽい夢でした。

【 寿命のお知らせ 】

寝る前にちょっとした事から「自分の寿命ってどれくらいなんだろう。」と思った。 そしたら、夢の中でお知らせらしきものが・・・。(^^;

夢の中で私は誰かから答案用紙のようなものを手渡された。 それは義務教育を受けている間に何度も目にした事のあるようなもので、いわゆる定期試験に使われるような ものだった。

でもわら半紙ではなく、白い上質紙。 印字は黒ではなくて、何故か青。 紙面には歳毎にいくつもの選択肢が記入されている。

0歳 □********  □******** □******** □******** □********・・・・ 1歳 □********  □******** □******** □******** □******** □********・・・・

ってな具合だ。 でついでにその選択肢(□)には自動リンク先がある。(ハイテクだ。上質紙なのに、どうやってリンクしてるんだろ?) 指で選択肢に触れると選択した事柄の詳細が出現するらしい。 「らしい。」というのは、夢の中で選択肢に触れる事はしなかったけれど、夢の中の私にはそれが当然のように分っていたから。 選択肢も覚えていない。(今考えるとちょっと勿体無い事をしたような・・・。)

とりあえず細かいことは気にせずに下の方にまで目を向けてみた。(気にしろよ。) すると突然75歳くらいから選択肢が激減している。(*0*)おぉ! そして77歳で選択肢は0になり、そのあとは全部 破線となっていて何も書かれていなかった。 って事は何?私の寿命は77歳??(爆)

どこまで本当かはわかりませんが、面白かったなー。(^^) いや、むしろその数よりも表現方法が面白かった! あと1個7が揃えば、素敵なゾロ目になるのに。(おいおい。)

冗談でも寿命を知らせる夢ならもっと神秘的な表現でもよさそうなものだがなー。 何故答案用紙?うーむ。

でも正直こんな事を書くのは多少不謹慎かと思って躊躇もしましたが、ま、「夢」の中のことだし、 夢日記を読んでくれる奇特な方に楽しんで頂けたらと思ってサービス精神で書いちゃいました。

ちなみにこの話を聞かせたK・Hは「気持ち悪っ!!」と言ってました。(^^;) んーーー、確かにちょっと気持ち悪いっちゃー、気持ち悪いかも。 でも、ま、夢(作り物)だし。

【 銀河鉄道 京王線 】

今日はなんだか取りとめのない夢をみた。

夢の中で友人と何かについて論争をし、それがきっかけで私はどこかに旅立とうと駅のホームに立っていた。 一面白いコンクリートの未来都市を連想させる様なホーム。 入り込んでくる1台の列車は常用の京王線の列車。いつものように乗り込むと、列車はしばらく平坦な路線を走っていた。

しかししばらくするとジェットコースターの様にかなりの傾斜を上っていき、頂上から先に線路は途切れていた。 そう・・・・京王線は青空に勢い良く飛び出したのだった。 (ここで銀河鉄道999のテーマソングを入れると効果的。)

そして空中で大きく弧を描いて旋回した。 ものすごい重力感。

やがてはるか前方に空中に浮かぶ白い線路が見え、それが地表にまで続いていた。 どうやらそこを目指して飛んだらしかった。

しかし、その列車(京王線)はハイテクな動力で空を飛んでいるのではなく、 飛んだ勢いだけで、いわゆる地上にある万の物に働く力だけで飛んでいたのだった。

ひぃえーーーーーーーーーーぇぇぇ!!アナログ!!

そして線路に着地しようとした時、ジャンプした勢いが少し弱かったのか列車は空中の線路に衝突して、 地面に叩きつけられてしまった。 私たち乗客は急ブレーキをかけた時の衝撃を受けただけだった。(さすがに夢)

そして何処からともなくヘリコプターの近づく音が。 バリバリバリバリバリ。

かなり大型のヘリコプターが私たちの列車の直ぐ横について、中からサングラスをかけた欧米人風の男が 降りてきた。

私たちは救助されると思いきや、その男はいきなり「パスポートを出せ」と言ってきた。 私は言われたとおりパスポートを差し出してその男のチェックを受けた。 何をチェックしてるのか分らなかったけど、一応OKをもらったところで目が覚めた。

・・・・・・なんだったのだろう。

【 夢の中での実生活 】

夢の中で夕食を済ませ、カウチテレビをしていました。 テレビには志村け○氏、ラサール○井氏、ココ○コのお二人のトーク番組。 その時はそれぞれ過去の自慢話しをしていたと思う。

ココ○コの田○さんがヤケにハイテンションで話していた。 なにか、将棋かなんかで有名な賞を取って、有名な会館の入り口にその時のトロフィーが飾られているとか。 番組の中では皆がその話しに感嘆し、盛り上がっていた。

続いてラサール○井氏の番になったのだが、なぜかしどろもどろで、他の3人に「今話しを作っているん じゃないか?」と突っ込まれていた。

他にもいろいろ楽しい話しで盛り上がり、私は夢の中で大爆笑。 笑い疲れたし、夜も遅いし、そろそろ寝ようと思った途端、目覚めました。 起きた時、口端が上がっていました。

【 狼女? 】

何かお店で漆の塗られた食器を見ていたら、手前にあるブルドック4匹が可愛く描かれた和風絵皿が 気に入って手に取った。 そこから、あることに気が付いた。

「あら、私ってば狼の化け物だったんだわ。」

場面は飛んで、いきなり森深いヨーロッパ風の村に。 私は普段は今の私の形なんだけど、何かのきっかけで形の無い、黒い陰を寄り集めて出来た「狼」に 似た化け物になってしまう。

怒ったり、何か必要に迫られると変身しちゃう。 口が割けて、リバーシブルジャンパーの様に裏返しに化け物が中から姿を現わす。

始めはデロデロと黒い半液状みたいな感じで形はないんだけど、だんだんとそれっぽくなってくる。 私は決して悪い化け物なんかじゃなくて、何か悪いものを退治してたり、悪い人をとっちめていたり してた。(ま、とっちめ方が過激なのでここでは書けないけれど…。)

それなのに、それなのに、あぁ、それなのに。 村の男衆何人かに呼び出され、とても小さな教会に連れていかれた。

そこには50才位の細身の神父さんが待っていた。 神父さんにとても優しい口調で何かを説得された。 その口調がとても優しかったのが印象的だった。

どんな事を説得されたのかは覚えていないけれど、私はうなずき、教会の中に用意された台に 上った。上がったら天井から首吊りの輪が目の前に…。

そこで初めて「騙された!」という強い思いが込み上げてきた。 多分私は神父さんに「死んでくれ。」と説得されていたのだろう。 それは、化け物が危険な存在だから?

ひどーーーーい!ひどすぎる!

悲しくて、頭に来て、化け物に変身した。 で、そこに居た人達に噛みついた。(っていうような優しいものじゃないけど。)

教会の窓を打ち破って、叫びながら夜の森を走り抜けた。 走っている私の目の前に沢山の野犬が私に襲いかかってきたけれど、ことごとく自分の牙にかけた。 やらなきゃ、やられる。

だけど、一匹だけ生半可に噛ついたものだから、とても痛い思いをさせてしまった。 その犬にとどめを差すために走って来た道を戻った。

そして再び、前へ前へ、行く宛もなく走りつづけた。 そして前方に光りが見えると、さっきいた店の中だった。 その店で私はその食器を購入した。

って所でおしまい。 私、なんの映画を見たんだろう。 うーーーん。

【 私は誰 】

夢の中ではたまに違う人物になっていた事が何回かありましたね。

一つ目は黒人の10代半ばくらいの女の子。 丸い鼻で目がとても優しい感じの子だったな。目が丸くて、きつくないの。 へアースタイルはショートカットパーマ(天然?)。

どこかのトイレで鏡をみていたのは良く覚えている。 起きた時、実際の鏡の中の自分に違和感を覚えたくらい結構リアルな夢だった。

二つ目は白人の50歳くらいのおじさんになってた。 シルバーグレイで細身の紳士。けっこうイケてた。

茶色髪の西洋人の若いおねぇちゃんと船に乗っていたんだけど、その船が実はとてもやばくて、 2人で船の中をやばいお兄さん達に追いかけ回されてた。

逃げ回っている時に見た船の中の壁は、なぜかたくさんの歪んだ人間の赤い色の顔が敷き詰め られていた。(ホラーだなぁ。)

逃げ回ってたどり着いた所は、これまた何故か都会の高層ビルの屋上。 で、逃げ切れない事を覚悟した私=50のおじさんとおねぇちゃんは灰色の都会の空の中に立って いるビルの屋上で最後のキスをする。(あぁ、立場が逆よ!逆!)

途端にビルは中層から崩れて、私達は轟音と伴にゆっくりとビルの塵の中に消えて行った。 (うーん、かっこいい。)

で、アングルがその景色から遠のいて(カメラが引いていくように)いくと、なんと実家の こたつでPCゲームをやっている私になった。

PCの画面には「~World War Game~  ….GAME OVER….」って表示されていた。 げ、げ、ゲームだったんかい。

三つ目はこれまた中年のおやじで、(なんでかなぁ。)高級ホテルみたいな自宅にいた。 この時も多分白人の中年男性で今度は多分金髪….だったかな? けっこうしっかりした体格の男性。今度はあまり美男子って程のことはない。

白い大理石で敷き詰められた床、壁。でーーーーかい窓、バルコニーに赤いカーテン。 私はその家の最上階に行って、奥の部屋に向かっていた。

途中に黒い服をきたやばそうなお兄さん達と少ない言葉を交した。 奥の部屋に入ると、その正面奥にアーチ型の入り口があって、そこはカーテンでその奥が見えなく なっていた。

そこを入ると薄ぐらい部屋の中で裸の女性がベッドに横たわっていた。 この女性は黒髪のエキゾチックな感じの西洋人だった。年は結構行っていたぞ。 45くらい?きつい顔をしていて、はっきりいってあまり印象は良くない。 …………..美人では無かった………気がする。 私=金髪のおじさんは女性の上にかぶさったのだった。(エッチ。)

4つ目は女性。 外国のどこかの収容所にいれられている。

そこの看守の軍人のお兄さんに惚れられているんだけれど、なんとも乱暴なお兄さんで、勿論私(= 茶色の髪の白人女性。結構若い。)はそいつには嫌悪と恐怖を感じている。

その時はそいつに呼び出されて、なんか迫られていたような感じだった。 私が抵抗しら、奴は銃で私を打ったか、何かで刺さした。(どっちだったかなーーー。) 多分、腕か、ふともも?たぶん、腕だった気がする。 なんかすんごい悔しい気持ちだったなぁ。

夢の中で他人(現実の自分の姿でない)になっているときは、もちろんその人物として考えて、 感じ、動いているんだけれど、ときどきその人物の背後や1~3メートル位の距離からその人を 見ている事もある。夢の中ではどちらも同じ感覚なんだけどね。 つまり肉体の中からの視線と、肉体の外からの視線は同じ。自分だと思っている。

同じように、ある人物の背後や1~3メートル位の距離から、自分とは別の人間を見ていること もある。一度夢の中で、ある人物の背後からその人物の行動を見ていて、「この人なんで、私がここ にいるのに気が付かないのだろう。」と思っていたこともあった。

その時は若い男の人の事を見ていたのだけれど、多分現代じゃないな。感じからして。 山の中の小さな村で、その人は水がめに向かって歩いていた。たぶん朝だった。

その人が水を飲もうとした時、3メートル位右前方にある、白灰色の石で出来た小さな家の戸口から、 黒い口髭を豊かに蓄えた男性が挨拶をしてきた。その男性は紺色の厚い木綿の生地でできた民族 衣装を来て、頭には白いターバンを巻いている。その村の男の民族衣装なのだろう。

だけど、私が背中から見ている若い男だけは薄茶色の巻き毛を日の光りにさらし、衣装は茶色い糸 で編んだレースの上着を着ているし、なによりこの男は西洋人だった。

この村の人間は皆彫りの深いアジア系の顔をしていて、色は浅黒く、この男だけ真っ白い首をしていた。 私は背中からみていたので、顔は残念ながら見られなかった。

って、話しが逸れ捲ったけど、こんな経験ありませんか?

【 階段の先には 】

神社の夢は良く見る。 大抵は怖い夢なのだが…。

で、階段を上って神殿がある所が多いのだが、これは地元の神社がそうだったからかもしれない。 だけどそのうちの幾つかは階段を上ると、神殿がなくて、何もないこともある。 中でも興味深かったものに、参拝用の階段を上がると、白い空間の中に神殿が浮かんでいるのが あった。

階段を上り来ると、足元にはただ白い空間だけがあって、下には何もない。 でも前方をみると神殿がある。 ガラガラつきで。(お願いをする時揺する大きな鈴。)

で、その神殿と階段の間は1本の綱が掛かっていて、それを伝わないと神殿にはたどり着けない。

何メートルあるんだろ。50メートル近くあるんじゃないか? 超ド級のアドベンチャー。 綱から落ちたらどーすねん。 こんな綱をつたって神殿にたどり着けるのは、ケインコスギくらいじゃないのか?

後日談で、ある雑誌に建物がないのに作られた不思議な階段ってのが載っていた。 うーーーむ。

ま、どうでもいい話しなんだけどね。

【 多磨霊園参道 】

私は多摩霊園(東京)の参道を一人歩いていました。夜。

でも深夜までは至らない位の時間、 静閑な住宅街の中を通っている参道の両脇には木々が規則正しく並んでいて、 夜の風に少し枝を揺らしている。 通りを歩いている人は殆ど見当たらない。

ふと左前方を見ると、以前住んでいたアパートの部屋の明りが見えた。 でもそのアパートは春日部にあったはずだが….。

そのアパートには友人と二人で1年間だけ住んでいたのだが、そのアパートが何故か東京の 多摩霊園にあった。

そんな事はあまり気にせず、その明りの方に行こうとした。(気にしろよ!) アパートの窓辺には友人の持ち物であったハロウィンのかぼちゃのランタンを模した人形が 見えて、それがとても懐かしかった。

そちらに向かおうとした瞬間、どーーんと目の前に直径2メートル位の大きな底無しの穴が 現われた。

底無しの穴からは物凄い風が噴き出していて、私は今来た方へ吹き飛ばされそうになった。 吹き飛ばされリャいいのに、何故か私はそこで踏ん張っていた。 その風は、まるで台風直撃かと思うくらい。 でも冷たい風ではなかった気がする。

踏ん張って、がんばって穴に近付いて(ってか、頑張らなくてもいいし….。)穴の中を覗いた。 まっ暗。底無し。ま、さ、に、底無し。

こわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいっ! 風が吸引していたら、間違いなく穴の中に吸い込まれていたな、きっと。

あ…..あの穴は一体????

【 浜田印ウーロン茶 】

夢の中で実家に帰る途中、お菓子や飲み物を買って行こうと思って 実家の近くにある食料雑貨を扱うK商店に立ち寄る事に した。

K商店の目の前まで来たときにいきなり飛行機のエンジンの音が上後方から聞こえた。 振り向いて空を見上げると、雲のないそらに飛行機と飛行船が低空飛行をしていた。 片方の飛行機は戦闘機のような感じのもので、もう片方は大型の飛行船だった。 戦闘機の方がしきりに飛行船の回りを旋回したり、接近したりしている。

どうやら飛行船を煽っているらしい。

しばらく戦闘機の冷やかしが続いた後、飛行船は操縦できなくなった様子になり、そして炎を あげて数キロ先の町中に落下していった。

そして聞こえた耳をつんざく爆発音と爆風。 爆風に吹き飛ばされそうになるのを、近くの塀につかまってこらえた。

そして……….何事もなかったかのようにさっきの自分の行動の続きをした。 K商店に入って一通り品物を見て欲しい商品をカゴに入れ、最後に飲み物を買おうと冷蔵ケース のガラス扉を手前に引いた。

そしてペットボトルの商品が並ぶ中、端に並べられた小さな筒型のハードコンタクトレンズの 保存ケースの様なものを手にした。

1センチ位の幅で高さは10センチもない位。 その中に茶色い液体が入っていた。

どうやらそれは「濃縮ウーロン茶」で、グラスに数滴垂らして水で薄めるらしい。 初めて見る商品に興味を持ってラベルを見た。 商品の名前は「モロッコ」。

……………………………………………………………………………………………………. 何で?

【 ハイテク社員食堂 】

昔私が勤めていた○×社の社員食堂での事。 上司2人と私の3人でいつもの様に昼食を取っていた。

茶渋のこびりついたプラスチックの湯のみに入った日本茶を呑みながら、食後の軽いおしゃべりを 楽しんだ後、食器を片付けようと席を立った時上司の一人が私に「ついておいで」と笑顔で言った。 面白いものを見せてあげるよ、といったような含み笑いをしている彼の後ろについて行った。

彼は広い社員食堂の片隅に向かって歩いていき、立ち止まった所には3~5段の階段があった。 そこを上ると…..何と目の前に広がる宇宙空間。 うわ、すごい、ハイテク。 さすが、ハイテク機器を扱う○×社の社員食堂。宇宙船だったのか。さすが、さすが。

……………………………..ちっがーーーーーーう!

社員食堂だっての、社員食堂! と半分パニックでもう笑ってごまかすしかない状態の私に更に上司はその宇宙空間に向かって歩きだし、 そして立ち止まった。

「これ知っている?」と宇宙空間のド真ん中に立っていた彼は何をどうやったのか、太陽系の超リアル な模型を出して浮かべていた。

「知るわキャねーだろ。」と笑う私に彼は太陽系にある星の説明をして(内容なんか覚えてない) 、最後に「君が知っている太陽系の惑星の他にもう2つ程星がある(あった?)んだ」とにこやかに 言った。

そして私はにこやかに返して言った。 「……………………………………..で?」 そんな事を知ったところで、腹がいっぱいになるわけじゃなし。 それを知ったところで、ボーナスの査定が上がるわけじゃなし。

【 私が二人 】

昔の職場に行ったのね。夢の中でだけど。

職場について、自分の席に近づいたら、女性が座って仕事してるのよ、私の席で。

誰?って思って見てたら周囲が異常な驚きを見せた。 私の席に座っているその女性と視線があってその理由が分かった。 だって、そこに座っているの、私なんだもの。

ぱちくり。お目目、ぱちくり。 もう、笑うしかない。

彼女も(ってか、私?)同じように仕方なく笑っていた。 鏡を見ているよう……..には感じなかったな。

あぁ、私ってこんな風に笑うんだ、とか、実際にはこういう声なんだ、と冷静に彼女(自分)を 観察していた。

上司の許可なく外に出て、彼女とお話しをした。(いいのか???) 何を話したのかは覚えていないが、話しの最後に「これからどうする?」という話しになった。 つまり「私」というポジションのレギュラー争いみたいなもの。

そしたら、何故か、誰かに追いかかられるはめになったのね。なんでか。 始めは見ず知らずの誰かが数人私達2人のことを追いかけていただけだったのだけれど、そのうち、何か 町中の人間が追いかけてきた。

あるスーパーに入ってカートや何やらで抗戦したりしてたんだけど、いかんせん、相手の人数が多すぎる。 それまで一緒に逃げていた私と彼女はいつの間にか離れてしまい、私は敵をまいて、そのスーパーの女子 トイレに逃げ込んだ。

が、きっとすぐに見つかるだろう。 でも、逃げ場はない。 どうする?

と、鏡が目に入った。.肩から上が映る程度の洗面台の鏡だ。 で、何故だか鏡に向かって私は突進して、鏡に飛び込んだ。

鏡の裏は白い箱になっていて、私は隠れることが出来た。そうなのよ、鏡の裏は箱なのよ。 皆、知ってた?よくおとぎ話しで鏡は別世界に入り口みたいに書かれているけれど、箱よ、箱。

普通の半分のサイズの押入にも感じが似ている。それも上段ね。 居心地は悪くない。ドラエモンの気持ちがよくわかる。(なんじゃ、そら。) 女子トイレには案の定、敵さんがわらわらと入ってきたが、誰も気が付かない。

不思議な気分。

そうか、彼女と私、こうやってしばらく生活していけばいいか。 彼女が外に出ている時、私は鏡の後ろの箱の中で眠っていればいい。 交替交替に出たり入ったりすればいいんだ。

ってところで、無常な目覚まし時計の音で無理やり起こされた。 その先はーーーーーーーーーー???

【 害虫出演 】

あるアパートの部屋。知り合い(って夢の中だけの知り合いで実際には知らない人)が事務所 として使っている部屋。

コーヒーを入れようと水場に向かい、水道の蛇口をひねると、 出るわ出るわ、一本の細長い寒天にようなものがむにょむにょと。 みみず。みみず。みみず。

みず じゃなくて みみず。(おっちゃんギャク)

あまりの長さで水道の所に置いてある洗面器の中がいっぱいになった。 うきゃーーーーーーー!!!うきゃーーー!うきゃーーーーーーー!!! と、驚く私の後ろから知人は私に言い放った。

「後ろの冷蔵庫の中にさぁ、サンプルで害虫がたっぷり入っているから見ておいてよ。」 い、、、、、嫌だ。 変な汗をかいて起きた。もちろん冷蔵庫は開けませんでした。 っていうか、怖くて開けられないし。

さむ。

【 どこの村だ? 】

この夢は民族資料館に行った感じ。

私がまだ雪の溶け残る林の中を歩いていると、若い女性が「赤ちゃんが!」と叫んでいた。 見ると、大きな灰色狼が彼女の赤ん坊を飲み込んでいた。

彼女は狼をひっくり返して、飲み込まれた赤ん坊を取り出す為に狼の腹の皮を上に引っぱって 破ろうとしている。

「そんな事をしてても、赤ん坊は取り出せないだろうが。」と思った私は近寄って赤ん坊を 狼の口から取り出した。が、赤ん坊は既に窒息していた。 「赤ん坊を生き返らせて!」と無理なお願いを彼女がしてきた途端に、目の前に1本の木の柱が 現われた。

柱の側面には柱に垂直に40センチ位の長さの、人が握れる程度の太さの棒が何本もついていた。 それは2つの螺旋となって、柱の頂上まで続いていた。 まるでDNAの模型の真ん中に棒が一本ある感じ。

その棒に手と足をかけて登り始めた。するともう片方の螺旋を、茶色いアジアンチックな 民族衣装を付けた老女が一緒に登り始めた。2人一緒に同じペースで。

ようやく頂上に着いて下を見ると、私はある村にいるらしいことがわかった。 眼下には、老女と同じような服を着た何十人かの人々がじっと私を見上げている。 彼等の背後には古びれた粗末な木造の小屋がいくつか見えていた。

視線を手元にある柱の先にやると、3本の藁でできた縄柱(藁を太く束ねただけのもの)が そこに掛けられていた。まるでキャンプのテント張るロープのように、柱に対して斜めに、等分に 感覚を開けてあった。

その内の1本に大きな切れ目が入っていたのに気が付いたので、近くにいた老女に知らせた。 なんの返答もなかった代わりに、下に降りるように指示された。

私は飛び降りた。(現実なら大怪我じゃ済まない高さだったが、そこは、夢ってことで。) 着地した時に尻もちを付いてしまった。

すると、村の女性の一人が右手に茶色いにわとり(チャボみたいな奴。)を手に私の方に近寄ってきた。 傍まで来ると、彼女はにわとりを頭上に掲げ、左手に持っていた刃物で首を切り落とした。 そしてあろうことか、にわとりを私の顔に近づけて、その血を顔にどぼどぼと落とし、ハケの様なもの で万遍なく塗りたくった。

き…..きもち悪いぃぃぃぃぃ。
悶えている私に彼女は容赦なく血を塗りたくる。
や…..やめてくれーーーーー。
しばらくすると赤ん坊の声?
生き返ったって??え??何???

という所で目覚めました。

【 銀色人間 】

あれは目の病気がわかって手術をする前頃だったと思う。 結構ショックを受けていて、なんとか元の状態に戻らないものかとダダをこねて泣いていた日々。 つい、「もしも宇宙人がいて、地球より高度な文明を持っているなら、ここヘ来てあたしの目を 治してみんかい!!!!」と部屋の中で一人大声で叫んでしまった。あー、しょーもない。(恥)

その夜。

自宅のアパートの東側の窓が夕日よりもっと赤い色に光ったので、カーテンを空けて窓の外を見ると 何やらオーソドックスな未確認飛行物体がそこにあった。

乗り物の中央の入り口からは7人位の人間が私の方に向かって歩いてきた。 見たところ、普通の人間。年齢は20才~半ばくらい。男女半々くらい。服装もカジュアル系。 違うところは唯ひとつ。みんな全身銀色。髪も、服も、白目も銀色。

その中の一人の男性が「僕らは手を出しちゃいけないんだ。」と言った。 「いいから、出して、いいから。私が許す。」と思ったが、何も言えなかった。

ふと、空、こんなに赤いんだ、と思ったところで目が覚めた。

ほんと、手、出していいよ、っていうか、出せ。 ところで、あの人達、皮膚呼吸できてんのかな。(だからペイントじゃないって)

【 黄色の日に紫の狼煙(ノロシ) 】

私は担当の先生と一人の同級生と中学校の屋上にいた。私とその同級生は日直で、担当の先生に日直の 仕事をするためにそこにいた。 その日直の仕事とは屋上からのろしを上げること。

曇り空の下、同級生と私は枯れ枝を輪状に組んだりと、準備をしている。
すると先生が「今日は黄色の日だから、紫色の”のろし”を上げなければならない。
明日は赤の日だから緑ののろしを上げるように。次の日は….」と説明し始めた。
なんのことやら良くわからないが、ま、いいか、と安易に火を付けた。

「決して間違うなよ。」と先生が言ったが遅かった。

安易に火を付けた私の手元からは真っ白い煙がものすごい勢いで立ち上って、灰色の雲の中に吸い込ま れて言った。

先生の顔は強ばり、涙目になっている。
「間違うなって、言っただろう…………。」
さっきまでの灰色の雲が殆ど黒に近い色になり、雷鳴が唸りをあげ始めた。

「あーーーーあ。」と、私。

嵐になっちゃった。次回からは気を付けますね、先生。 って、夢。

【 金星がでっかい 】

今日は3月1日。私は買い物か何かの帰り、いつもの道をてくてく一人歩いていた。

自宅近くの公園に差し掛かったとき、ふと空を見上げる。

空はきれいな水色。雲はまばら。いつもと違うのはそこにでっかい金星(だと思う。)があったこと。 空と同じ水色で星の表面には雲みたいな白いもやがストライプ状に途切れ途切れ見える。

とにかくでかい。地球からみた月の100倍はあったと思う。こわかった。でかいんだもん。 引き込まれそう。(ってか今度遭遇したら引き込まれて見よう。)

星の表面の白いもやの中にはところどころ黄褐色の光が見えた。 その光は白いもやの下から発していて、青い箇所ではみられなかった。それほど数はなく、点在している 箇所もわりと中央右下に固まっていた。

人が住んでいるのかな?都市の光?そんなばかな。
って思っていると、すごい勢いで西の方に沈んでしまった。
なんなんだ、と思いながら自宅のドアを開けたはまだ。
その後少しして目覚めた。

【 先祖? 】

いきなり日本のどこかの古い城の中にいた。はまだ(?)は女中頭らしき女で城の真ん中より上 の階にいて、たくさんの女中さんにキビキビと指示を与えている。

髪は奇麗に結い上げて、着物の後ろの裾を少し引きずって歩いている。時代そう古くはないって感じ。 そこへ突然大砲の鉄球が白い壁を打ち破ってきた。

どうやら戦か何かで、城は敵に囲まれているらしい。 鉄球は一定の間隔を置いて次々と打ち込まれてくる。女中どもは大パニック。はまだもパニック。 壁に鉄球であけられた穴があったので、パニックのあまりはまだはそこから城のお堀に身を投げちま った。サブンという水音を聞いて目を開けると、澱んだ緑色の水の中。

それから目の前の色が黒くなり、その後、写真のネガを赤黒く反転させたような景色が見えた。 そこには何故か2人の若くはない女性がいて、私に向かって「墓、まいれーーーー。」と手招きをして いる。「墓参れって、言われても、何処にあるかも分からんし。」と妙に冷静に考えていると、「日本橋」 と聞こえた。そこで夢から覚めた。

起きてから思った。「日本橋っていわれてもなーーーー。」(←面倒くさいし。)

ちなみにはまだが生まれたのは「築地」。ばーちゃん家は日本橋。親族の墓は浅草。 友達に話すと、「あんた女中頭っぽいよ!KING OF 女中だよ!」と笑われた。(KING OF 女中って、もはや女中ではないのでは?)

姫様にはなれないのね…….。(涙)

あ、その後は何もありません。っていうか、何にもしてないし。
ごめんなさい。